動画編集を長時間行っていると時短や効率化を求めるようになっていく方も多いと思います。
そこで手を出すのがマウスや左手ツールと言われるデバイスだと思いますが、意外とキーボードにこだわっている人は少ない印象です。
正直動画編集という作業の性質上、キーボードは文字入力やショートカットキーを操作するだけなので見直したところでそこまで効率化にならないと思っている方が多いんですよね。
しかし私は見つけてしまいました。
動画編集作業を最高に時短できるおすすめのキーボードを。
そのキーボードとは「ロジクール CRAFT KX1000S」です。
僕はこのロジクール CRAFT KX1000Sを動画編集に使用するようになってから、動画編集作業を10%時短することに成功しました。
なので今回は、
- ロジクール CRAFT KX1000Sが動画編集者におすすめな理由
- 動画編集者がCRAFT KX1000Sを活用する方法
について解説していくので動画編集作業を時短・効率化したい人は是非参考にしてみてください。
また、以前に動画編集を最も効率化してくれるマウスについても解説していますので、さらなる効率化を求める方はこちらの記事も合わせて参考にしてみてください!
ロジクール CRAFT KX1000Sとは?
「ロジクール CRAFT KX1000S」はロジクールが誇るハイエンドキーボードで、ロジクールの中の最高級クラスを意味する「X」が品番に冠されています。
動画編集用途でのおすすめ理由などを解説する前に、まずはこの「ロジクール CRAFT KX1000S」の特徴を簡単に紹介したいと思います。
ストレスなく使える洗練されたデザイン
ロジクールの最高級モデルだけあってキーボードとしての機能を徹底的に追求したデザインになっています。
キーボード全体は薄くとってもスマートな印象。
キーは入力ミスを防止するためか丸く凹んでおりフィット感があって打ちやすいです。
さらにこのCRAFTはマルチOSに対応。
Windows用の配列とMac用の配列が併記されています。
充電ポートはUSB-C
発売は2017年と少し前ですが、充電端子はしっかりUSB-C。
付属の充電ケーブルは反対側がUSB-Aでした。
シームレスなデバイス切り替え
このロジクールCRAFTは3台まで同時にペアリングが可能。
1~3のデバイス割り当てキーを使えば一瞬入力対象デバイスを切り替えることができます。
用途によってPCを使い分けている僕にとっては嬉しい機能でした。
保証期間が2年間
保証期間は「購入日から2年間」となっています。
使い込めば使い込むほど故障する可能性が高まるキーボードでこの保証期間は助かりますね。
Logicool CRAFTが動画編集におすすめなキーボードな理由
動画編集に最適な入力ダイヤルを搭載している
ロジクール CRAFT KS1000が動画編集者におすすめな理由は、なんと言ってもこのキーボードの最大の特徴である、「CROWN」と呼ばれる入力ダイヤルを搭載している点です。
ダイヤル入力を搭載した左手デバイスを導入している動画編集者の方も多いと思いますが、キーボードにこのダイヤルを搭載していることで、キーボードから左手を動かすことなくダイヤルによる細かい調整作業を行うことができるのです。
動画編集でこの入力ダイヤルが重宝する操作は以下のようなものがあります。
- タイムラインの先送り/巻き戻し
- エフェクト、文字サイズ、音量などの数値調整
これまでこれらの操作をマウスで行っていたのであればより細かい調整をより素早く直感的に、これらを左手デバイスで行っていたのであれば左手を移動する労力を省くことができ時短・効率化を実現することができます。
細かいことのように思えるかも知れませんが、これらのストレスから開放されるだけで物理的な時短、集中力の向上からくる効率UPの効果は計り知れません。
(動画編集をされている方ならわかると思います。)
入力ダイヤルは主要動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」に最適化されている
ロジクール CRAFTは、ロジクールが提供するサポートアプリケーション「Options」に対応しています。
これによりCRAFTに対応しているアプリのプロファイルをインストールすることが可能で、動画編集ソフトではAdobe Premiere Proに対応しています。
これによりPremiere Proに最適なダイヤル入力操作を割り当てることができます。
ロジクールCRAFTの動画編集での活用方法
タイムラインパネルの拡大/縮小
入力ダイヤルにタイムラインパネルの拡大/縮小機能を割り当てることができます。
編集作業中にタイムラインパネルをもう少し広範囲に表示したい、もっと詳細に表示したいといったとき入力ダイヤルを回して自由自在に操作することが可能です。
長尺の動画を編集しているときやコマ単位で詳細に編集する方には大変重宝する活用法ですね。
タイムラインの横スクロール
同じくタイムラインパネルですが、入力ダイヤルを回すことで左右のスクロール操作を行うように設定することもできます。
こちらも長尺の動画を編集する場合には非常に役に立ちます。
再生、一時停止
入力ダイヤルは「回す」だけでなく「押す」こともできるので、ここに動画の再生と停止機能を割り当ててタイムラインパネルをスクロールさせながら動画をチェック、なんて動作も素早く行うことができます。
音量調整
入力ダイヤルのもう一つの操作として「押し回し」がありますが、Premiere Proではここに「音量調整」しか割り当てることができません。
ほかの操作も割り当てさせてほしかったところではありますが、音声素材によっては元の音量がかなりうるさいものがあったりするので、直感的にボリュームを下げることができるこの機能も僕は結構使っています。
常に触るデバイスだからこそ時短効果は高い!
というわけで、今回は動画編集作業を時短してくれるキーボード「ロジクール CRAFT KX1000S」を紹介しました。
入力ダイヤルによる動画編集操作の効率化も素晴らしいのですが、ロジクールのハイエンドキーボードだけあって打鍵感も素晴らしく、文字入力作業での効率化、ストレス低減効果もかなり高いです。
動画編集者はあまりキーボードにこだわらない方も多い印象ですが、いつも触るデバイスだからこそ、時短や効率化効果はチリツモで絶大なものになります。
発売当初から比べると値段もかなり安くなってきているので、皆さんも試してみてはいかがでしょうか?