- 動画編集ができるコスパのいいパソコンが知りたい
- ノートPCで動画編集したいけどどれがおすすめ?
- 予算がないから安価で動画編集が快適にできるPCってないの?
そんな悩みを持っている方も多いと思います。
結論から言うと、動画編集におすすめなノートPCは「GALLERIA(ガレリア)シリーズ」が最適です。
理由は次の通り。
- 同等スペックの他機種と比較して圧倒的に安い
- ゲーミングPCなので動画編集ソフトが余裕で快適に動くスペック
- スペックに割に軽量・コンパクトなので外出先でも編集できる
一つづつ解説していきます。
動画編集に最適なノートPCはドスパラ「GALLERIAシリーズ」
そもそもGALLERIAとは老舗BTO(受注生産)パソコンの専門店「ドスパラ」が展開しているゲーミングPCブランドです。
「動画編集が目的なのにゲーミングPC?」
と思うかもしれませんが、
コンマ数秒が勝敗を分けるPCゲームを遊ぶことを目的として作られているゲーミングPCは超激重のPCゲームを遅延なく動作させなければならないので
動画編集よりも高い動作スペックが求められるため、動画編集用途でも余裕のパフォーマンスを発揮するんです。
そんなゲーミングPCの中でもGALLERIAシリーズがなぜいいのでしょうか。
他機種と比較して圧倒的に安い
まずはなんと言っても圧倒的に安いことです。
GALLERIAは前述のように受注生産で在庫を抱えるリスクが抑えられる「BTO」専門ショップ「ドスパラ」のPCなので、例えばソニーや富士通といったメーカー生産のPCよりも安価に販売ができます。
そのため、メーカー品の同等スペックのPCよりも低価格なのです。
僕も動画編集を始めたばかりの頃、それまで使っていたThinkPadが急に壊れてしまい、予算がないところでこのGALLERIAのノートに助けられました笑
もともと使っていたThinkPadよりも安価だったにも関わらず、スペックはThinkPadより遥かに高かったですからね。
同スペック帯のPCとの比較
GALLERIA RL5R-G50 | Lenovo IdeaPad Slim 560 Pro | ASUS ROG Zephyrus G14 GA401IH | |
CPU | AMD Ryzen 5 4600H 3GHz/6コア |
AMD Ryzen 5 5600H 3.3GHz/6コア |
MD Ryzen 5 4600HS 3GHz/6コア |
メモリ | 16GB | 16GB | 8GB |
ストレージ | SSD 512GB | SSD 512GB | SSD 512GB |
GPU | GeForce GTX 1650Ti | GeForce GTX 1650 | GeForce GTX 1650 |
CPUスコア | 14786 | 17427 | 14691 |
価格 | ¥99,980 | ¥129,316 | ¥129,980 |
GALLERIAの現行モデルで一番安価なモデルとなる、AMD CPU搭載の「GALLERIA RL5R-G50T」と近いスペックのPC2機種と比較してみました。
値段は価格ドットコム掲載の直販価格を参照しています。
ほぼ同等スペックながら、10万を切ってくる値段でGALLERIAが圧倒的な勝利ですね。
IdeapadについてはCPUの世代がGALLERIAより新しいため処理能力は若干高いですが、3万の価格差があるかどうかと言われれば微妙ですし、
ASUSについてはメモリが8GBモデルしかなかったのでこちらで比較していますが、16GBのGALLERIAよりむしろ高い価格設定になっています。
動画編集ソフトが快適に動くスペック
先程も触れましたがGALLERIAは高負荷かつ遅延が許されないPCゲームを遊ぶことを目的に作られてる「ゲーミングPC」なので、当然スペックは高いです。
例として動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」の推薦スペックと「GALLERIA RL5R-G50T」のスペックを比べてみるとこんなかんじです。
Premiere Pro推薦仕様 | GALLERIA RL5R-G50T | |
CPU | Intel® 第 7 世代以降の CPU、または AMD Ryzen™ 3000 シリーズ以降の CPU | AMD Ryzen 5 4600H 3GHz/6コア |
OS | Microsoft Windows 10(64 ビット) | Windows 10 Home 64bit |
メモリ | HD メディアの場合は 16 GB の RAM / 4K メディア以上の場合は 32 GB | 16GB |
ストレージ | アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSD | SSD 512GB |
GPU | 4 GB の GPU VRAM | GeForce GTX 1650Ti |
一番安価で10万円を切ってくる価格帯の「GALLERIA RL5R-G50T」でもPremiere Proの推薦仕様は十分満たす仕様になっています。
ただし、一点注意が必要なのは、4Kの編集をする場合は32GBのメモリが推薦されている事です。
16GBメモリでも4Kの編集自体は可能ですが、動作は不安定になる可能性があるので、4Kを編集する可能性がある方は、32GBのモデルを選んだ方が良いかもです。
実際に使ってみた感想
僕が使っているガレリア「GALLERIA GCR1660TGF-QC」のスペック
CPU | インテル Core i7 9750H |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
GPU | GeForce GTX 1660Ti |
CPUスコア | 11270 |
僕が使っている機種は現行モデルではなく少し前のモデルCPUがインテルのCore i7ながら、先程価格を比較したRyzen 5のモデルよりCPUスコアが低いです。
価格は現行モデルより高い約16万円でした。
なぜCPUスコアが低いのに現行モデルより高くなってしまうかというと、インテル製のCPUの方が割高になるのと、より安価なRyzen 5が数世代前のCore i7やRyzen 7より高性能になってきていることが要因ですね。
逆を言えば「動画編集ができるPCはより安価で買えるようになっている」ということですね。
僕が使っているPCではPremiere Proで、フルHDの10分〜30分程度の動画を編集することが多いのですが
編集画面のプレビュー表示がカクついたりすることはありません。
4K動画の編集はあまりすることがないですが、10分程度の動画を編集したときは、特にストレスなく編集できました。
書き出し時間もいつも編集している10分前後のフルHD動画で15分を切るくらいの書き出し時間だったので、youtube動画の編集などをするのであれば申し分ないスペックだと思います。
より安価でスコアの高い現行モデルのGALLERIAであれば動画編集ソフトの動作は全く問題ないということですね。
外出先でも編集できるのはなんだかんだ良い
GALLERIA GCRシリーズのサイズと重さは以下の通りとなっていて、このスペックのPCとしてはかなりコンパクトで軽量にまとめられています。
バッテリー持ちはメーカー公称で5時間〜6時間なので、ばりばり電力を消費する動画編集だと持って2時間くらいだと思います。
かと言って、このシリーズは電源アダプターがでかいので、これを常に携帯するのは少し気が引けます。
常に携帯するのはちょっと微妙
なので実用性を考慮すると、大きめのリュックに入れればギリ持ち運びできるなという感覚。
常に携帯して必要なときにPCを開いて編集!というよりは、旅行や出張先のホテルで、とか、PCが荷物になることを覚悟で持っていくようなシチュエーションであれば外出先でも編集できて便利くらいに思っておいたほうがいいかもです。
しかし、外出先でも動画編集をできるのは強みで、僕も以前旅行中にクライアントから急遽「ここ修正できる?」と言われたときにすぐ対応できたということもありました。
まとめ
値段とスペックのバランスを考えると安価なのに動画編集が快適にこなせるGALLERIA GCRシリーズはノートPCで動画編集をしたい人に圧倒的におすすめです。
- ノートPCで動画編集がしたい人
- 動画編集をストレスなくしたいけど予算をあまりかけたくない人
- 外出先でも動画編集をする可能性がある人
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