- YouTubeを攻略して収益化するコツが知りたい
- 収益化できた人のリアルな体験談が聞きたい
- YouTubeをどんなジャンルでやればいいか悩んでいる
こんにちは。
レインといいます。
顔だし・声だしなしのYouTubeチャンネルの運営を始めて約3ヶ月で収益化を達成し、現在はチャンネル登録6000人以上のチャンネルに成長しています。
今回は僕がYouTubeチャンネルに動画を投稿しはじめて、3ヶ月で収益化するまでにやったことを全て公開していきます。
- YouTubeチャンネルを短期間(3ヶ月以内)に収益化する方法
- 再生が伸びるYouTubeチャンネルや動画の条件
- チャンネル開設初期に取るべき戦略
- YouTube運営における注意点(僕の失敗談)
3ヶ月でYouTubeを収益化できた僕がやったこと
僕は2021年の6月からYouTubeチャンネルに動画投稿を開始して、同年8月に収益化条件を達成しました。
YouTubeの収益化条件とは
- チャンネル登録者数1000人
- 過去1年の再生時間4000時間
です。
初心者にとってはこれがとんでもなく高い壁に感じますよね…
でも安心してください。
そう思っていた僕でもチャンネル運営開始3ヶ月で収益化条件を達成できたんですから。
僕が収益化したYouTubeチャンネルはどんなチャンネルかというと、
コンセプト | 顔だし・声だしなしの解説系チャンネル |
---|---|
ジャンル | マイナープロスポーツ(好きなジャンルで行けます) |
収益化までの動画投稿本数 | 10本 |
収益化までの期間 | 2ヶ月半(約3ヶ月) |
こんなチャンネルでした。
ここからは僕の体験談を交えて、YouTubeを収益化していく為に重要なことを解説していきます。
チャンネルコンセプトは「解説系×好きなもの」が最強だった
早い段階でYouTubeを収益化したいのであれば、最も重要なことが「チャンネルコンセプト」です。
ここの方向性を間違えるといくら頑張って質の高い動画を投稿していたとしても収益化までに時間がかかってしまうこともありえます。
そして、実践してわかったYouTubeを早い段階で収益化できるチャンネルコンセプトは
「解説系×自分の好きなもの」
です。
もう少し広い意味で言えば、好きなものに限らず、自分が「得意なこと」「人より詳しいこと」の解説を行なうという切り口でOKです。
例えば、
- 野球が好きだから野球の解説チャンネルをやる
- 旅行が好きだから旅行の解説チャンネルをやる
- 人よりPCスキルに詳しいからPCソフトや知識の解説チャンネルをやる
こんな感じ。
ここで注意してほしいのは、しっかり「学びになる情報」を与えるチャンネルであることが大事です。
旅行が好きだからといって
「あなたがただ旅行をしているところを投稿する」だけではダメで、
- 安く旅行に行ける方法を解説する
- 旅行先の穴場スポットを紹介する
など、何かしらの学びを与えるような動画を投稿しましょう。
最初はあなたのことを誰もしらないので「投稿者自身」に価値はありません。
では知らない人が投稿している動画で視聴者が価値を感じる動画とはなにか?
「情報に価値がある動画」しかありません。
僕はYouTubeチャンネルを開設するときに、このように考えたので
まずは自分の好きなものを解説する動画を投稿していくことに決めました。
僕は顔だし・声だしなしの解説チャンネルでやった
僕自身、YouTubeを投稿するにあたってネックになっていたことがありました。
それは、
「知り合いに身バレしたらどうしよう…」
ということでした。
どうやらこの悩みは日本人特有のものらしく、海外のYouTuberやインフルエンサーは顔だし・本名公開がデフォらしいです。
解説チャンネルであれば、内容に合わせてパワポ資料や写真を切り替えていく動画の構成でも十分に成り立ちますし、仮面などで、顔を隠して出演する方法もあるのでここは問題ないと思います。
しかし僕は喋り方とか自分の声にコンプレックスがあったので、声だしすらしたくなかったのです。
そのため、解説のナレーションは自分が読み上げるのではなく「合成音声ソフト」を使用することに決めました。
最初は、「合成音声の動画がちゃんと視聴者に受け入れられるのかな…?」
とか「合成音声で収益化の審査に通るのかな?」といった不安があったのですが、
結果収益化できたので機械音声でも問題ありませんでした。
もちろん、顔だし声だしができた方が、後々キャラが立ってあなた自身のファンになってもらえる可能性は広がるので、機械音声は最適解ではありませんが
顔だし声だしに抵抗がある人は合成音声でも収益化は可能ということを覚えておいてもらえればと思います。
ジャンルは割と何でもいける
チャンネルのコンセプトが決まったら次は「ジャンル・テーマ」ですが
僕は自分がずっと観ていた
「とあるマイナープロスポーツの解説」をするチャンネルにしました。
先ほども触れましたが、みなさんがジャンルを決める場合も「自分が得意」「人より詳しい」ジャンルでそれなりに需要があれば割とどんなジャンルでも収益化することは可能です。
ただし、
- YouTubeで月7桁以上稼ぎたい
- チャンネル登録者を10万人、100万人規模で増やしたい
という場合はジャンルの市場規模によって達成できるかどうか変わってくるのでしっかりリサーチが必要です。
あくまで、「収益化」して月6桁規模の収益を目指すのであれば、そこまで気にしなくていいでしょう。
強豪に勝つ為に差別化を意識した
しかし、
「いやいやレインさん、同じジャンルですでに詳しい解説をしてるチャンネルがあるし、新規参入して本当に再生されるの?」
と思った方がいると思います。
確かに、すでにYouTubeでは殆どのジャンルで解説系のチャンネルがあると思ってもらっていいと思います。
でも、少し工夫することで再生されるチャンネルにすることができます。
僕も最初意識したことですが、
「情報の差別化をする」
ということです。
僕の例で言えば、すでに「最近の試合や出来事について解説するチャンネルはあった」のですがその競技の過去の名試合や名選手、出来事について解説するチャンネルがなかったので、そちらをメインに解説するチャンネルを作りました。
自分が扱うジャンルの競合チャンネルをリサーチしてみて、まだ網羅されていない隙間を狙って動画を投稿するとあなたのチャンネルが唯一無二になれるので、再生される可能性が高まります。
差別化例を挙げると
- 料理ジャンルで「時短レシピ」に特化する
- ゲームジャンルで「クソゲーの紹介」に特化する
- 旅行ジャンルで「田舎の絶景」に特化する
など。
(あくまで例なので上記のようなチャンネルはすでにある可能性があります。)
少しのリサーチと差別化で再生される確率はグッと高まるのでここの設計は欠かさずやりましょう。
解説チャンネルのメリット
このように解説チャンネルで動画を投稿していくと、
- 情報を主役にできるから初期から視聴されるチャンネルにできる
- 好きなものでいいから続けやすい
- 差別化がしやすい
というメリットがあります。
あなたがネット上で知名度がない場合はこの形で動画を投稿していくのが収益化への最短ルートになるでしょう。
3ヶ月で収益化するまでの動画投稿本数は10本
僕が収益化するまでに投稿した動画本数は以下の通り。
6月 | 3本 |
---|---|
7月 | 4本 |
8月 | 3本(収益化までの本数) |
8月は中旬ごろに収益化しているので、ほぼ週1本ペースでの動画投稿でした。
毎日投稿は必要じゃない
よく、
「最初は毎日とか2日に1本は投稿しろ!」
という主張を目にしますが、
少なくとも動画1本のボリュームがそれなりにあり、中身の情報量も濃くなる解説系のチャンネルであれば、週1~2本の投稿でも3ヶ月で収益化することは可能だということですね。
大事なのは動画の質を保つこと
勘違いしている人が多いのは、動画投稿本数を増やしてプラスに働くのは質の良い動画を投稿し続けた場合の話です。
よく、毎日投稿が目的になってしまい内容が薄く、尺も短い動画を大量生産してしまう人がいますが、これは毎日投稿の本質からずれています。
質の悪い動画を投稿し続けてもマイナス評価の動画を量産してるに過ぎないので、チャンネルが上向きになることはありません。
むしろ逆効果です。
なので、動画投稿の頻度を上げることで動画の質が落ちてしまうくらいなら、週に1本渾身の動画を上げましょう。
もちろん投稿しなさすぎも良くないので、最低でも週1本は公開するようにしたいところです。
チャンネル登録数・再生数の推移
僕のチャンネル登録者とチャンネルの累計再生数の推移は下記の通り。
総視聴回数 | 総チャンネル登録者 | 総再生時間 | |
6月 | 1500回 | 7人 | 41時間 |
7月 | 6700回 | 30人 | 250時間 |
8月 | 72万回 | 3237人 | 5万時間 |
この動きからもわかるように、7月までは翌月チャンネルが収益化するなんて思いもしないような推移でした。
しかし、8月に投稿したある動画がバズり、一気に収益化条件であるチャンネル登録者1000人と再生時間4000時間を満たしたのです。
これは僕の感覚ですが、
人が少ない時期も質の高い動画を作ってエンゲージメントを貯めておけば、ある時一気に爆発的に再生が伸びる。ということ。
YouTubeチャンネルの成長曲線と言うのは「徐々に右肩上がり」ではなく「いきなり急上昇」で上がることも多いので、動画が全然観られていなくても視聴者が満足してもらえる動画を作って公開し続けることが大事です。
最終的に収益化のきっかけとなったバズ動画は40万回以上再生されました。
1本の動画がバズって他の動画の再生数も底上げされた
そして、1本の動画が伸びると、その動画経由で他の動画も再生されるのでチャンネル全体が伸びます。
このときに、再生が伸びない時期も「週1本の渾身の動画」を貯めてきた効果が発揮されます。
視聴者が「面白いから他の動画も見てみよう」となって過去の動画を視聴したときに、質の低い動画や関連性が低い動画が並んでいたら、一度バズっただけで終わってしまいます。
しかし特化ジャンルで学びの多い解説動画が並んでいれば、視聴者はあなたのチャンネルを登録してくれます。
YouTubeの視聴者の傾向として、動画1本観ただけでチャンネル登録をする人は少ないので、視聴者が見る「2本目の動画」でいかに満足してもらえるかが重要です。
視聴者に刺激を与える動画は広告がつかないので注意
僕の体験談に戻ると、
めでたく2ヶ月半で収益化できて、収益化の審査にも合格。
しかし、ここで問題が発生しました。
僕のチャンネルを収益化まで押し上げたきっかけを作ってくれたバズ動画がに広告がつかないのです。
他の動画には問題なく広告がついていたので最初は焦ったのですが、
どうやら「視聴者に刺激を与えるコンテンツ」だとみなされたことが原因でした。
そのバズ動画は「人が怪我をする」事件を扱った動画になっていたので、YouTube側に広告を付けるのにふさわしくないと判断されたものと思われます。
「事件や事故」を扱った刺激的なコンテンツなどはキャッチーで再生数は稼げるものの、「YouTubeのポリシー」に抵触すると当然広告がつかないので、注意する必要があります。
テレビで放送できないような内容の動画はYouTubeでも広告がつかないと思ってもらっていいです。
際どいテーマで動画を投稿しようとしている場合はYouTubeのポリシーを一度確認してみてください。
チャンネル設計を徹底すれば短期間で収益化できる
今回は僕が3ヶ月でYouTubeチャンネルを収益化した時の体験談を交えて、YouTubeチャンネルを収益化するために大事なことを解説しました。
「価値ある情報」「差別化」「YouTubeからの評価」を軸に質の高い動画を貯めていくことで、チャンネルの収益化に大きく近づくことができます。
YouTubeでまだ収益化できていない人は参考にしてみてください。