- YouTubeチャンネルを開設したけど全然再生回数が伸びない
- YouTube動画の再生を伸ばすにはどうしたら良いの?対策教えて!
最近は副業でYouTubeに参入する方も増えて来ましたが、10本、20本と投稿してもなかなか再生されずに心が折れそうになっている人もいるのではないでしょうか。
ただ闇雲に投稿数を増やすだけではいつまでたっても再生されません。
そこで今回は、登録者5000人以上のYouTubeチャンネルを運営し、登録者30万人YouTubeチャンネルの動画編集を担当している僕が、
チャンネルを開設して最初にありがちなYouTubeが伸びない原因とその対策を解説していきます。
この記事を読むことで下記のことをまとめて知ることができるのでぜひ最後までご覧ください。
- 自分のYouTube動画が再生されない原因
- YouTubeで再生される動画を作り収益化に近づくコツ
- YouTubeアルゴリズムで優遇される動画を作る方法
チャンネル開設初期にYouTubeが伸びない原因
まず大前提として、多くの人が勘違いしていることを言います。
視聴者が「面白い・タメになる」と感じる動画を作るだけでは再生されません。
この言葉にピンと来た人はYouTubeの仕組みがわかってきている人だと思います。
「え?どういう事??」
って思った人も安心して下さい。
ちゃんと解説します。
もちろん視聴者が「面白い・タメになる」と感じる動画を作るのはとっても大事なんです。
でも、あなたの動画がなぜ再生されていないのかよく考えてみてください。
そもそもYouTubeの視聴者にほとんどリーチすらしていない状態なのではないでしょうか?
YouTubeではあなたの動画を見た視聴者が「あの動画面白かったよ!」とクチコミや拡散を行うわけではありません。
あくまで「YouTubeのシステム」があなたの動画をトップページのおすすめや関連動画、検索上位に表示することで再生が伸びていく仕組みなんです。
そのため、いくら内容が面白い動画を作って公開しても、YouTubeがあなたの動画を視聴者のページに表示してくれなければなりません。
つまり、視聴者に好かれる動画を作ると同時に「YouTubeに好かれる動画」を作らなければならないのです。
今回はこのYouTubeに好かれる動画を作れていない原因と対策についても解説します。
チャンネル開設初期で動画が伸びない原因は主に下記の4つになります。
- 自分が主役の動画を作ってしまっている
- 需要のない動画を作ってしまっている
- クリック率が低い
- 視聴時間が短い
【原因1】自分が主役の動画を作ってしまっている
エンタメ系の動画を投稿している人に多いんですが、もともとSNSでそれなりにフォロワーやファンがいたり、もともと有名人でも無い限り「あなたが主役の動画」はチャンネル開設した初期は再生されません。
例えば、
- ルーティン動画
- 自己紹介などの自分語り動画
- 雑談動画
など
なぜかと言うと、そもそもあなたの事を知られていないので、プライベートや自分の事を紹介されても視聴者は興味がないのです。
上記のような動画はファンがいたり、ある程度権威性があって、「その人を見たい」を思ってくれる人が一定数いるから再生されるのであって、無名の状態でこれをやっても意味がありません。
対策:情報を主役にする
全然再生されるようなチャンネルになっていないのに、上記のような動画を投稿してしまっている人は、
「情報を主役にする動画」
を作る事を心がけましょう。
「情報を主役にする」とは「あなた」ではなく「情報」に価値があるような動画を作るということです。
例えば、
- 動画編集ソフトの〇〇エラーが出たときの対処法を解説する
- 〇〇駅周辺でデートに使えるおしゃれなカフェ5選を紹介する
- 〇〇の歴史を解説する
これらの動画を投稿した場合、視聴者はあなたではなく動画のテーマである「情報」を目当てに動画を視聴しますよね。
なので最初は、自分が好きなジャンルや得意なジャンルに絞って視聴者が「知りたい」と思える情報を発信するような動画を作ることが大切です。
あなたのファンになってもらうのはその次の段階で、上記方法で視聴者(ファン)が増えてきたときにルーティン動画や自分語り動画を出すようにしましょう。
【原因2】需要のない動画を作ってしまっている
いくら学びになるような情報を発信するような動画を作っていたとしても、その情報に需要がなければ意味がありません。
例えば、
- 砂利の中から瞬時にカッコいい石を見つけ出す方法
という動画があったとして、たしかに凄いノウハウかもしれないけど、その情報を知りたいと思う人はおそらくかなり少ないですよね。
ニッチを狙う戦略ももちろんあるのですが、ニッチ過ぎはダメです。
「凄い有益な情報をまとめた動画を何十本も投稿してるんだけど再生されない」
という人は一度需要があるかチェックしてみる必要があります。
対策:需要のあるネタやジャンルを探す
この状態に陥っている場合は、まず自分が扱っている動画のテーマやジャンルの需要を調べて、より需要のあるテーマを扱う必要があります。
チャンネル全体のジャンルやテーマに需要がない場合は、思い切ってジャンルを切り替えてしまうのも手です。
チャンネル開設初期であれば、そこまでダメージは大きくありません。
テーマやジャンルの需要を調べるには、YouTubeのキーワード検索ボリュームがわかるツール「YouTube Keyword Tool」を使います。
調べ方は以下の通り。
- 検索窓に調べたいテーマやジャンルのキーワードを入力
- 国の選択タブで「Japan」を選択
- [キーワードを探す]をクリック
すると、入力したキーワードや関連キーワードの月間平均検索ボリュームが表示されます。
これによりあなたの動画やこれから扱いたいテーマの需要がどのくらいあるかわかるのです。
目安として、ここで月間平均検索ボリュームが100以下のキーワードをテーマにした動画を扱うのは避けましょう。
【原因3】「インプレッションのクリック率」が低い
これは冒頭で話した、「YouTubeに好かれる動画」を作れていない要因の一つです。
YouTubeは動画投稿の初動でクリック率が高い動画を評価してリーチ数を増やす傾向にあるので、動画投稿から数時間~数日のクリック率がとても重要です。
目安として「インプレッションのクリック率」が最初の数日で5%を下回っていたら対策をすべきです。
対策:サムネイルを見直す
動画のクリック率を上げる方法はシンプルで、「サムネイルとタイトル」にこだわりましょう。
いまサムネイル画像がデフォルトのものだったり、しっかり作り込んでいない場合はまずここを対策しましょう。
僕はサムネイル制作に時間を掛けるようになったことでクリック率が上がりチャンネルの成長率が一段と加速していきました。
「デザインセンスは無いしサムネイル作りなんて難しい!」
と思ったあなた。
大丈夫です。
デザインを凝ったきれいなサムネイルにする必要はないので、まずは下記を心がけてみてください。
- タイトルと重複させない
➾サムネにインパクトのあるコピー、タイトルは補完をと考える - テキストは大きい文字で簡潔にする
➾15文字程度まで。それ以上はごちゃつく - 画像は一目で動画の内容がわかるもの
➾画像の数はなるべく一つに絞る
【原因4】視聴時間が短い
こちらも「YouTubeに好かれる動画」を作れていない要因のになります。
勘違いしている人が多いのですが、現在のYouTubeでは「視聴維持率」ではなく「視聴時間」を重視しています。
つまり、1分の動画が100%再生されるよりも10分の動画が50%再生される方がYouTubeからの評価は高くなるということです。
対処法:動画の尺と維持率を上げる工夫をする
そのため、「動画の尺を長くしつつ視聴維持率を上げる」ことが、最もYouTubeに評価される動画を作る近道と言えます。
ありがちなのが「最初はなるべく高頻度で動画を投稿しなきゃ」という部分に意識が行き過ぎて、質の低い短い動画を沢山投稿投稿してしまっているパターンです。
これは最悪で、動画自体が短いのでフルに再生されても、それほど評価が上がらないし、なおかつ質が低ければ視聴維持率も低くなるのです。
極端な話、1分の動画を毎日投稿するチャンネルと、週に1本しっかり構成を考えた10分の動画を投稿するチャンネルがあったら後者の方が圧倒的に再生数が伸びるチャンネルになります。
再生されない原因を突き止めて対策を繰り返そう
今回はYouTubeチャンネル開設初期に再生が伸びない原因と対策を解説していきました。あなたの動画に当てはまるものがきっとあったのではないかと思います。
リーチ数、再生数がが改善し、あなたのチャンネルの収益化や成功の手助けになれば嬉しいです。
それでは今日はこのへんで。