動画編集

【動画編集】初心者必見!案件を獲得できた提案文を公開します

記事内にPRを含む場合があります
  • 「動画編集のスキルはそこそこ覚えたけど、案件が取れない!」
  • 「採用されやすい提案文・応募文の書き方が知りたい」
  • 「案件獲得できている人はどうやって応募しているの?」

動画編集の副業でバリバリやっていこうと思ったはいいものの、編集案件に応募しても応募しても案件が取れない!・採用されない!という悩みを抱えている方は多いと思います。

レイン
レイン
レインです。登録者約5000人の解説系YouTubeチャンネルの運営と、登録者30万人以上のチャンネルの編集代行を行っています。

今回は動画編集初心者が一番?気になる、案件が取れる提案文の書き方を大公開します。

僕が実際にクラウドソーシングサイトで案件を獲得した際の、提案文のテンプレも公開するので最後までご覧ください!

 

僕が動画編集の案件を獲得できた提案文を公開

早速ですが、僕が動画編集案件を獲得した際の提案文をほぼそのまま公開します。

僕も動画編集者として駆け出しだった時期のものなので、今みるとちょっと突っ込みたくなるような部分もあるんですが、逆に今駆け出しの編集者の方には参考になるリアルな提案文だと思います笑

〇〇様
はじめまして、動画編集やWeb制作を行っております、〇〇(本名併記)と申します。
この度は募集中の案件の応募させていただきたくご連絡いたしました。【名前】
〇〇〇〇(ビジネスネームで活動している場合も必ず本名を書く)

 

【職業】
web制作/動画編集者

 

【連絡可能時間】
〇〇時~〇〇時の間であれば応対可能です。
※上記時間内は◯時間以内に必ず返信いたします

 

【ポートフォリオ】
・エンタメ系YouTube動画編集案件
URL

・マンガ動画編集案件
URL

・サンプル動画
URL

 

【動画編集についてできること】
基本的なカット、テロップ、エフェクト、音声調整等の作業
参考動画のような編集であればすべて問題なく編集可能です。

Youtube動画本編の編集においては以下を意識して制作を行っております。

・視聴者が離脱しない動画
⇒ストレスなく見れるカットやテロップ編集を心がけ視聴者維持率を高める

・チャンネルのイメージを崩さない動画
⇒ご依頼内容や元々運営されているチャンネルを入念に確認し、チャンネルのイメージを崩さない編集
(あえてイメージを変えたい場合を除く)

 

【編集環境】
OS:Windows10
(メモリ:〇GB / CPU:〇〇 / ストレージ:〇〇 / GPU:〇〇)

使用ソフト:Adobe Premire Pro/After Effects

 

【納期、費用について】
ご提示条件の1本〇〇円/週2~3本納品で対応可能です。

 

取引においては誠意をもって対応させていただき、
動画のクオリティに常に満足いただけるよう
綿密にコミュニケーションをとらせていただいております!

安定したクオリティの動画制作をお約束しますので
ぜひともお取引ができればと考えております。

ご検討のほどよろしくお願いいたします。

もちろん、募集内容によって応募時の必須項目や、案件で求められていることが違うと思うので

まんまこのまま中身だけ変えるのではなく、このサンプルを見て「ポイントを感じて」もらうことが重要です。

っと言っても、文章を見るだけだとなかなかつかみにくいと思うので、順番に解説します。

 

案件獲得できる提案文を作るポイント

案件を獲得する、つまり発注者側に選んでもらうには、大きく分けて下記の2つが重要です

  1. 自分が信頼できる人物だと理解してもらう
  2. 相手が求めている事ができることを理解してもらう

この2つが相手に伝わるように提案文を作ることができれば、少なくともあなたは依頼したい候補者の1人になっているはずです。

もう少し掘り下げて見ましょう。

 

自分が信頼できる人物だと理解してもらう

発注者側の立場からすると、スキル云々以前に大前提として、「信頼できる人であるかどうか」がとても重要です。

クラウドソーシングサイトやSNSでの募集だと、平気で納期を遅れて納品する人や途中で音信不通になる人が結構いるので、安心して依頼ができる人だと思ってもらえるだけで全然アドバンテージになるんです。

信頼できるかどうか、実績が凄いかどうかではなくそれ以前に「身分がわかる」「連絡が取れる」という安心を得ることが重要なので下記の内容抑えて提案分に盛り込むといいと思います。

  • 本名を記載する
  • 連絡可能時間を記載する
  • ポートフォリオを記載する
  • 普段の活動を記載する

本名を記載する

これ、できていない人が多いんですが、個人的には基本中の基本だと思ってます。

クラウドソーシングやSNSで本名を全体に公開している人は殆どいないと思うのですが、ビジネスとなれば話は別です。

システム上、クラウドソーシングサイトも匿名で取引できるようになっていますが、本名がわかるだけで信頼度がぐっと増します。

個人情報を晒すことに抵抗がある方も多いのですが、仕事の取引相手になるわけですから、本名をしっかり併記するようにしましょう。

 

連絡可能時間を記載する

連絡可能時間を記載しておくのも効果が高いです。

相手にしっかり連絡してくれる人なんだという印象をもたせることができますし

自分が応対できない時間帯を書いておくことで、連絡が遅くなっても発注側にいらぬ心配を与えずにすみます。

 

ポートフォリオを記載する

ポートフォリオを必ず記載しておきましょう。

僕の提案文でいうと

【ポートフォリオ】

・エンタメ系YouTube動画編集案件
URL

・マンガ動画編集案件
URL

・サンプル動画
URL

この部分ですね。

ポートフォリオとはあなたの実績やスキルがわかる作品集のことです。

まだ案件を受注をしたことがなく、実績として掲載できる作品がない場合でも、自分のできることをまとめた動画を作って載せておきましょう。

 

普段の活動を記載する

専業であっても、副業であっても、「普段どういう活動をしているのか」を書いておくことは、人となりをイメージできるので重要だと思います。

 

「副業って書いたら専業に比べて不利じゃない?」

 

って思われる方がいるんですが、大丈夫です。

専業でも他に沢山案件を受注しているので、一つの案件に掛けれる時間が副業の方より大幅に多いわけではありません。

それに、僕が過去にクラウドソーシングサイトで編集者を募集したときは半分以上が副業の方でしたから、安心してください。

 

相手が求めている事ができることを理解してもらう

信頼が得れたら、採用されるまであともうひと押しです。

「この人はこちらが求めていることがわかっているな」

と発注者に思わせる内容を盛り込みましょう。

これを上手く伝えることができれば、

実績やスキルが競合の編集者に劣っていても案件が取れてしまいます!
(もちろん募集要項にスキルが満たしていることが前提ですが)

提案分の中でできるテクニックは下記となります。

 

PRで募集内容の意図を汲み取った内容を記載する

僕の提案文のサンプルでいうと

【動画編集についてできること】

基本的なカット、テロップ、エフェクト、音声調整等の作業
参考動画のような編集であればすべて問題なく編集可能です。Youtube動画本編の編集においては以下を意識して制作を行っております。

・視聴者が離脱しない動画
⇒ストレスなく見れるカットやテロップ編集を心がけ視聴者維持率を高める

・チャンネルのイメージを崩さない動画
⇒ご依頼内容や元々運営されているチャンネルを入念に確認し、チャンネルのイメージを崩さない編集

の部分ですね。

このときは募集要項に「飽きさせない動画を作れる方を重視」という表記があったので「視聴者が離脱しない」動画作りを心がけることをアピール。

「チャンネルのイメージを崩さない」については、募集文に記載されていたYouTubeチャンネルの方向性が確立されていて、募集内容も「この通り編集してほしい」という記載があったので入れました。

クライアントが編集者に求めていることは案件によって全然違います。

たまに、自分のスキルをアピールしたいがために、「動画の構成のアドバイスできます!」とか「今の動画より高いクオリティの動画作れます」みたいなこと毎回送っちゃう人がいるんですが、クライアントが求めてなければ全く意味ないですし、

今の動画のテイストを変えたくない(指示した内容だけ編集してほしい)と思っている人にとっては逆にマイナスイメージです。
募集文やクライアントの媒体はしっかりチェックして、求めている事を満たせるような内容でアピールしましょう。

 

金額や納期など、対応可能であることを記載する

募集文に発注金額や納期など、条件が記載されていると思うのですが、提案の際に「条件について了承した」という意思表示をするために、改めて「記載の条件通り〇〇で問題ありません」とか記載しておくと良いです。

人によっては採用連絡したあとに条件交渉するクリエイターもいるんですが、クライアントの中にはそういう方をめんどくさがる人もいるので、条件に同意済の旨をはっきり明記しておくことでクライアントにも好印象です。

 

それでも上手く行かない場合は案件を紹介してもらう

上記実践しても「案件が取れない」というかたは、

案件を紹介してもらう環境に手に入れてしまうのも一つの方法です。

動画編集のオンラインスクールの中に、受講者限定で案件を紹介してくれる制度があるところがいくつかあるので、下記の記事からチェックしてみてください。

まとめ

今回は案件獲得ができる提案文を作るポイントを実例つきで解説しました。

要点を抑えて提案文を作れば、スキルや実績がなくても案件を受注できる確立が高まるので、ぜひ提案文の中に取り入れて見てください。

それでは今日はこのへんで。